「大丈夫」リリースによせて - 2026/05/22

 昨年の今頃からフロアでプレイし続けていた"Angels On The Dancefloor"をタイトル曲に来週EPを配信開始します。6/3ごろにはHIHATT直販ほか店舗限定盤としてCDも販売予定です。久々に自分でデータをプレス会社に納品しました(デジタル配信はワーナーミュージック流通です。いつもお世話になってます)。

 本日その中より柴田聡子さんを迎えた「大丈夫」が先行配信。柴田さんは「Reebok」のリミキサーとして参加するはるか昔よりオファーしたいと思っていた存在(EIGHT-JAMで紹介させていただいたのってもう何年前なんでしょうか…)なのですが、ライブに行けば行くほど柴田さんの持つ強さや真摯さみたいなものにガツンとやられ、自分が適うような楽曲を作れるのかという畏れを抱いてしまうばかりでした。しかし今作の制作も終盤に差しかかったところで民穂さん山根さんによるジャケが仕上がって来て、この「歩道」「街路樹」みたいなものを足がかりに柴田さんにオファーする楽曲をもう一回頑張って作ってみよう、なんか作れるかも、と改めて思い、「なんかオファーいただけたらなんでもやります!」というPVTに共演した際のリップサービスを完全に真に受けて、断られる想定をせずに作ったのがこの「大丈夫」です。

 ちょっと前から「人に歌を歌ってもらうより自分で歌うほうが…」みたいなことをインタビューで言ったりもしていますが、それって歌を歌うことの凄みみたいなものがなんだかんだで年々わかってきて、それを知るほど人に中途半端なことを歌わせるのが怖い、みたいにも思っているのかなとも感じます。あと自分で雄弁に語れる人に歌ってもらうのって本当にある意味すごいことだよなと。とくにそれが自分の書いた歌詞であるほどに…今回はこんな仕上がりになりましたが、大丈夫ですかね?大丈夫?大丈夫になるように頑張ったつもりです。

 今作に通底するテーマでもあるのですが、最近こんなことばっかり考えて音楽を続けられているのは本当に毎日小さな奇跡が起き続けているからなんだよなと感じます。そんな奇跡を支えてくれるのはダンスフロアに居る皆様天使たち…自分に協力してくれる周りの皆様…これはDJ目線の話ですが、客として行ったクラブでも横に笑顔で踊っている人が居れば自ずと笑顔になるでしょ?はたまたそんな人が居なくたってDJが良い音楽をスピンしてくれれば1人で踊り続けられる?あなたにとっての良い報せを連れてくる人は誰?みなさんにとって今日のそれが柴田聡子さんであり、「大丈夫」であることを願います。

(画像は昨年共演の際に自ら仕入れてくださったHIHATT TEEを着用して登場してくださった柴田さんの後姿)


Photogr
Photography by Koichiro Funatsu



tofubeats - Angels On The Dancefloor